[NBC-1TVユクヒェジョン記者]印刷電子専門企業であるハイセル(Hicel Co.,Ltd)はNFC技術を活用した正品認証ソリューションを開発して市場に発表した。
ハイセルは印刷電子技術をもって去る5月に世界で最初にNFC対応のデジタル名刺を発表し、先週に幕を閉じたGlobal Mobile Vision 2011博覧会では正品と偽物をスマートフォンによりリアルタイムで区別するNFC対応の正品認証ソリューション(NFC User Authentication System)を発表して国内外バイヤーから好評を受けた。
2010年度の世界偽物市場の規模は約7千億ドルほどであり、国内市場も年間200億ドルの知的財産権が保護されていないが、今回ハイセルがそれに対する解決策を提案したといえる。
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これについてハイセル研究所長 Donald.CHIN常務は、‘NFC対応の正品認証ソリューションは印刷電子技術と保安が適用されたNFC通信技術が結合された製品’といい、‘既存の様々な正品の確認方式であるホログラムやRFID方式が複製されるおそれがある点、また追加される製造費用の負担により市場に定着しにくい点などが今回のNFCソリューションの開発と発売を早める背景で、まず偽·変造が横行するゴミ袋からこのソリューションを導入するなど、地方自治体の税収を確保する公益事業から始める’と明らかにした。